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予防医学的な見方でアロマテラピーを論じてみましょう。アロマ(AROMA)とは
「自然の良い香り」そして、テラピー(Therapy)とは「治療方法」のことです。
これがくっついたので芳香療法とでも言えば良いのでしょうか。基本的には動物性芳香や合成芳香は除外します。故にムスクに代表される動物類芳香などは厳密には除外するそうです。

(1)目的;リラックスできて心身のリフレッシュの手助けになる。
(2)恒常性の維持や健康増進の手助けになる。
(3)心身の不調部分を改善し正常な健康状態を取り戻す。

これらのことが出来れば動物性芳香でも良いかとは存じますが、ここでは
日本アロマテラピー協会に敬意を表し、ハーブや精油を中心に記載します。洋彰庵


参考文献:アロマテラピーの事典:林 真一郎編 東京堂出版
エッセンシャルオイルブック:スーザン・カーティス 双葉社 ほか数冊






第一脳神経の刺激だよアロマって
においX 香りの効果〜

alogif 「ごめんください」って訪れた時の玄関口。 爽やかな香りで歓迎を受けたらどんなに素晴らしいでしょうか。憧れますね。そんな玄関。
疲れて帰ってきた時、香りの出迎えにホッとする。

私たちの生活の中には、種々の香りがあります。 『アロマテラピー』 最近では、自然の香りが重視され良く耳にする言葉です。「難しいのでは?」また「面倒だから...」と思われがち・・でも自分の好きな香りを漂わせるだけで気分は変ります。アロマテラピーは、実践し体験してこそ、その良さが解ると思いますが。季節やその時の気分で、服を着替える様に香りを楽しみましょう!心や体が癒されます。 Let's try!!
                     利吉庵庵星人
アロマテラピーって?


アロマテラピーという言葉の歴史は以外に新しく、1928年にフランスの化学者ガット・フォセが、「アロマテラピー」という著書で用いたのが始まりです。その後1964年にフランスの医学博士ジャン・バルネが戦時中の治療活動の実践結果を「植物=芳香療法」として著書に記し発表しました。 ちなみにガット・フォセ先生は化学実験中に熱傷し、傍らのラベンダー(エッセンシャルオイル)で治療し、跡も残さず早く回復したと言う事です。 その意味は、「アロマ=芳香」と「テラピー=療養」の言葉を合わせたものです。エッセンシャルオイルで芳香浴やマッサージなどで体と心が元気になり得る健康法が「アロマテラピー」でしょうか?個人的にはこころが元気になると思っています。
♪エッセンシャルオイルとは・・・香りをもった植物から抽出された揮発性オイルのことです。
アロマテラピーの効果は?

香りの場合は、鼻を経由して脳の中枢に届きます。
ここで香りは判断され、自己内部の生理活性物質が分泌され、体に働きかけていきます。
免疫系、内分泌系、自律神経系のバランスを取ると言われています。
マッサージの場合は、皮膚を通して、エッセンシャルオイルの有効成分が吸収され血液やリンパ流と共に全身を巡って効果を発揮すると言われています。
最近では、アロマテラピーを応用したエステもありますよね。
お国の違いによるアロマの応用

先ずフランスでは医師が積極的にエッセンシャルオイルを処方しています。
  すでにメディカルアロマテラピーの範疇!オイル服用も医師の管理下で
  行われています。 同じ取り組みには スイス、ベルギーなどの国々で

英国式の特記事項には・いわゆるリラクセーションを目的としオイルマッサージ
  を中心に普及している事でしょう。 英国では美容分野で発達したと考えて
  良いみたいです。 ロンドンを中心に約8000名のテラピストが活躍して
  いるとの事(アロマテラピー事典 1998年発行)より

米国式では・いわゆるストレス・マネージメントの道具のひとつとして普及が
  進んでいるようです。吸入や部屋に漂わせるよい香りとしてのアロマテラピー

日本(東洋)にはもっと古くからお香がありますよね。
  古くからの柚子・梅・日本の伝統に根ざした香りの利用法を欧米も注目して
  いるみたいです。
アロマテラピーの方法は?


エッセンシャルオイルの有効成分を人体に取り入れる方法には、いろいろな方法があります。
効果的に取入れましょう!! 日本では飲用は勧めてはいませんが、他国(主にフランス)では
医師がオイル飲用を処方しています。 では代表例を下に列記しておきましょう。
芳 香 浴 スプレーを利用するのが簡単でしょう。
外出の時や香炉なしで手軽に簡単に使えます。
☆エッセンシャルオイルは水に溶けないものが多いため、無水アルコールに溶解させ、これに適量の精製水を加えます。使うときには振ってからスプレーします。
蒸 気 浴 お気に入りの大きめのカップや洗面器に熱湯を注ぎ、エッセンシャルオイルを数適落とします。主に顔の蒸気浴です。アロマポットを使用しても効果的です。室内に蒸散する蒸気と香り。これは室内の湿度保持にもなり、風邪気味の時にも効果的かもしれません。
湿 布 法 皮膚から直接吸収させる方法で、マッサージのできない傷口、痛みの部分の患部に当てます。
☆温湿布の法
 1)洗面器に熱湯を注ぎ、エッセンシャルオイルを3〜5適落とします。
 2)タオルをオイル入りバット(洗面器)に浸し、適度に絞ります。
 3)お肌に当てても熱くならないように適温にしてから、患部に当てます。
 4)これを繰り返します。 温熱の効果と経皮吸収
☆冷湿布の法
 1)洗面器に冷水を入れ、エッセンシャルオイルを適量落とします。
 2)タオルを浸し、絞り患部に当てます。冷却と経皮
入 浴 法 アロマバスは、心と体の疲れをとるには、最も効果的
バスタブにエッセンシャルオイルを5〜6適落し、ぬるめのお湯にゆっくりと入りましょう。
☆追加する最高量(10適ほど)を超えないように注意!しましょう。
マッサージ法 エッセンシャルオイルを他の植物油(キャリアオイル)で薄めて作ったオイルを使ってマッサージする方法です。
☆「もむ・さする・たたく」をリズミカルに繰り返しマッサージして下さい。
  (肌の弱い方は、パッチテストを忘れずに!)
☆これは専門エステに行ったほうが良さそうです。
吸 入 法 ティッシュやハンカチに1〜4適落として直接香りを楽しみます。
飲 用 法 エッセンシャルオイルを体に取り入れるには最適。
ただし外国での用例で、日本ではアロマテラピー協会も推奨していません。
自己判断にての飲用は危険かもしれません。注意!しましょう。

エッセンシャルオイルの種類

エッセンシャルオイルは、リラックス系と言われている香りとリフレッシュ系と言われている2種類に大別されています。しかし好みは十人十色!!自分の好みに合った1本を探しましょう!ちなみに庵庵星人は白檀が好きでラベンダーは一般的には【心を落ち着かせたり、ストレスをやわらげる】ですがトイレに行きたくなるにおい(香りではない)に感じてしまいます。洋彰庵はラベンダーは嫌いです。 ね 好みって皆違います。 ここにはコッツウオールドのペーパーを参照し記載しました。寸評は自己流でございます。
●リラックス系と言われるオイル(Cotswold社表示ではgreen)
 心身の緊張をほぐしてくれ、落ち着きと、安らぎを与えてくれます。
シダーウッド 森林浴のような気分で、気持ちを落ち着かせるのによい。かも 脂性肌
カモマイル 心を平静に保つ働きがある。不眠症・イライラなどに効果。かも あらゆる皮膚に
フランキンセンス 心を落ち着かせたり、欲情したりする。かも  吸入にて気管支鎮静
ジャスミン 欲情したりする。かも 娼薬として珍重されていた。  吸入にて気管支鎮静
ラベンダー 心を落ち着かせたり、ストレスをやわらげます。 かも トイレの消臭(消毒作用)
ローズ 心を落ち着かせたり、クレオパトラ気分になれる。かも 高貴 香水の原料
サンダルウッド 日本名では「白檀」の香り。緊張や不安を和らげます。
イランイラン かなりきわどい香りに感じますが如何でしょうか? 人間の内分泌調整作用あり。とも
  
●リフレッシュ系と言われるオイル(Cotswold社表示ではorange)
 気分を引き締めたいとき、気分転換をしたいときなどにおすすめです。
バジル 気管支炎・熱性疾患・頭痛・一般の感冒の症状を緩和してくれます。 かも
ベルガモット 消毒作用にてニキビには良い。 かも
ユーカリ 風邪や花粉症などの鼻閉や咽頭痛を軽くしてくれます。  かも
レモン 爽やかな香りで気分・気力を回復させてくれる。  かも
レモングラス 爽やかな香りで気分・気力を回復させてくれる。  かも
ペパーミント 気分がスッとしてやる気を起こさせてくれる香りの代表。 かも ガムです
ローズマリー 刺激性の強い香りで記憶力、集中力を高めてくれるので受験生に最適。 かも
ティートリー 心を安定させる力があるといわれる。防虫効果がある。 かなり強力らしい
  
注意点
(妊婦さん使用禁止)
一応書いておきましょう。
   バジル・シダーウッド・クラリセージ・ジュニパベリー・ペパーミント
   マジョラム・ローズマリー・タイムなどは使わない。
書いてあります。
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